2015年2月23日月曜日

2/22/15 【アート作りで冬の憂鬱を消し飛ばそう!】ワークショップ

2013年10月に隣町でセルフ・ヒーリングを探る『自己変革と慢性症状』という
プレゼンが行われアート・セラピストとして参加しました。
http://kokoronoartwork.blogspot.ca/2013/10/101813.html
 

2014年1月にその流れで企画された『冬の健康増進ワークショップ:自己ヒーリングを探究するが開催され、アート・セラピーを担当しました。 

http://kokoronoartwork.blogspot.ca/2014_01_01_archive.html

今年も同時期にこのワークショップをとの声が上がり、昨年同様アート・セラピーを開催しました。  自分の作品を手にグループ撮影


 隣町のシカムウスは、カナダのハウスボートのリゾート地では有名な地域。
1階がクリニック、2階にはヨガ・スタジオや会議室のある建物が会場。
ワークショップの第一部が私の『アート作りで冬の憂鬱を消し飛ばそう!』
でした。


開始1時間前に到着し、会場の設営。
90分間のワークショップでは、さまざまなアート・エクササイズをしました。

北米のアート・セラピーのグループは、日本のそれより個人の個性にフォーカスしたテーマが好まれるので、 こちらも工夫して企画しました。
オイル・パステル(クレパス)と香りマーカーを駆使して自己表現

今回の大人気は、自分の絵本を作るアート・エクササイズ

ユニークな点は、自分が題名を決めてグループ全員に1ページ毎に描いてもらうこと。

どんな内容になるかは、一回りして戻ってきた時のお楽しみ!

私の絵本の題名は『私を幸せにするのは…』  
10人全員が関わって作り上げた絵本は…





































p1.青が好きな人が描いてくれた川?湖?海
p2.橋が架かった森の小路。
p3.心のふれあい
p4.太陽燦々の地でのバケーションもあります~
p5.咲き誇ったお花や
p6.お絵かきも幸せ気分を盛り上げてくれます
裏表紙にはチョコレートと温かい飲み物。
堤防の上を歩くチャレンジかしら?

それぞれのテーマの絵本には、グループの一人一人のアイディアが描かれていて、世界に一冊しかない貴重な絵本なのです。
 参加者のワークショップの感想は…

「私は絵を描くのが苦手だから、最初からお絵かきすると分かっていたら、参加しなかったわ。
でも、やってみたら楽しくて、来てよかった!」

 「自分の作業をして、グループで振り返りをする時が最高!
相手に対して自分がイメージしていたのと違う面に気づいたり、
自分の意外性を発見したり。」

「オイル・パステルはお子さんのお絵かき用具と思っていたけど、自分の
ことをいろいろ表現できてビックリ!
自分の為に一箱購入することにしたわ」
 休憩時間には主催者の手作りヘルシー・スィーツとお茶で一息。


この後のセッションは、動作により身体の気付きを高めていくエクササイズ。椅子に掛けて首の動きにフォーカスする練習を。 

 最後はリラクゼーションの時間。
上記のように床に横たわり、誘導の声に耳を傾けました。


インストラクターとアシスタントが腕や脚にセラピューティック・タッチをしてくれて気持ちよかったです!

これからもこのようなワークショップでアート・セラピーのグループ・ワークを開催していきたいです。

2015年2月17日火曜日

2/15/15 アートと詩のコラボ作品 【笑顔だけ残して】


私の人生にとって”人との心のつながり”がとても大切

お金よりも地位よりも名誉よりも何よりも大きな存在

でも、人と出会ったら、いつか必ず別れを迎える。

それは、時や場所を隔てて別れることだったり、

ある日突然、死が訪れて二度とこの世で会えなくなることも含めて。




大切な人の訃報が届き、心の一部が剥ぎ取られたような痛みと空虚感に

襲われていて。

数年前から、私はアクリルや水彩絵の具を用いて制作したアートに
 
自作の詩(日英両語)を綴ってアートと詩のコラボ作品を制作しているので、

せめてアートを作り、言葉を紡いで、故人の死を悼むことにした。





  【笑顔だけ残して】
 
あたりまえのようにあったその場所に、その人の存在がなくなった

生きていさえすれば、声を聴くことも、手を取り合うこともできるのに

その人は逝ってしまった

「さよなら」の言葉も残してくれず

受け取った訃報を、信じられない想いで持てあましている




最後に会ったのはいつだったろうか?

どんな話をしたのだろうか?

どんな気持ちだったのだろうか?

別れ際に身体を寄せ合って、抱きしめあったろうか?




曖昧な記憶を掻き集めて

心の中にその人のコラージュを作る

いつも会っていた場所や、好きだった動物や、分かち合った秘密

欠片を集めてその人が生きた痕跡を残そう




その人の笑顔だけが残って

私に微笑みかけている

私の心の中の時計はそこで止まったまま

もう時を刻むことはない





その人の魂は辿りついたところで

安らかな眠りについているだろうか

その寝顔には笑顔だけが残って

永久に微笑み続けることだろう
 


今日の夕焼け空は飛行機雲が真っ直ぐに昇っていくところで、

まるで彼女の魂が天に召されていくかのようだった。

滲んだ灯りはロウソクのともしびのようにほのめいていた。









 




2015年2月9日月曜日

2/8/15 【今年の帰国:5/15-7/14】

今年は5/15-7/14に帰国することになりました!
昨年に引き続き日本全国でアート・セラピーの個人セッションと
講座を開催します~


既に幾つかの会場で講座開催が決定しています。


5月30日(土)群馬県前橋市

5月31日(日)群馬県前橋市

6月2日(火)静岡県浜松市

6月5日(金)愛知県名古屋

6月6日(土)大阪府大阪市

6月7日(日)兵庫県神戸市

6月10日(水)大阪府大阪市

6月11日(金) 大阪府大阪市

6月13日(土)大阪府大阪市

6月14日(日)和歌山県

6月15日(月)和歌山県

6月20日(土)新潟県新潟市

7月5日(土)石川県金沢市

7月6日(日)石川県金沢市

7月7日(月)石川県金沢市


これから他の都市での講座の日程調整をしていきます。

講座開催にご興味のある方は、是非私までご連絡を!

今年も全国各地で皆さんにお目に掛かれることを楽しみにしています。

2/7/15 【渡加22年記念日!】

今日2月7日は、私の渡加22周年記念日。
1993年2月7日にこの地域の中高の日本語クラスの補助の仕事:
Japanese Language Monitorを得てここサーモンアームにやってきました。


22年前にこの地に降り立った時は、あまりの寒さと田舎であることに
ショックを受けました。
 
1993年に渡加してから、私の人生は大きくシフトしました。

その頃は自分がアート・セラピスト/臨床心理カウンセラーになるなんて
考えてもいませんでした。

カナダでは、日々日本にいた頃とは違うチャレンジをし続けています。そういう人生を楽しめる自分になったことが大きいです。

 カナダでの22年の歳月のスタート時点の写真です。