2014年5月30日金曜日

5/27/14 4.『人生のリセット』フェリシモしあわせの学校表参道校


527日(火)に、午前はアート・セラピーの個人セッション、午後はアート・セラピー講座『人生のリセット』フェリシモしあわせの学校表参道校で開催されました。

http://shiawase.jpn.com/index.cgi?id=7



『人生のリセット』


引越しや転職、新しい人間関係。今までとは違う自分になって人生をリセットするはずだったのに、気づいたら今までと同じような行動パターンや人間関係の築き方を繰り返している…

この講座では、無意識に繰り返してきたご自身の生き方の癖を見直す機会を持ち、変化のきっかけをつかみます。

テーマに沿ってクレヨンでいろいろ描いてみましょう。そこから気づきを深めたら、こうなっていきたい自分像をはっきりとさせて人生をリセットしましょう!


こちらは午後の部です。
午前の部「アート・セラピーの個人セッション」もどうぞ。 

100均などでも購入できる12色以上のオイル・クレヨン(クレパス)をお持ちください。
中学生時代は竹下通りに通うのによく使っていた原宿駅~
通販のフェリシモの東京オフィス
話題の500色の色鉛筆を目の当たりにしたら、迫力満点!
講座開催会場は白木のテーブルが感じよいオープンスペース

今回の参加者は皆さん色彩や絵画、カラー・セラピー、アート・セラピーの関係者でした。

そこで、 講師としての講座のコツなども織り込んだワークショップにしてみました。

心理学の学びをアートワークで表現するなど、学びと気づきがたくさんの内容でした。

クレパスを用いてお互いのイメージを描いてみました。




意外だったり、やっぱり!と実感したり、シェアすることで、さまざまな効果が

今日のお気に入りのイメージを手にパチリ!

講座のご感想は…

「楽しかったです!さまざまな気づきがあり、自分の仕事にも生かしていけそうです」

「グループでのアート・セラピーを体験してみて、その効果を実感しました」

「色や形で表現するのに絵がうまく描けるかどうかは関係ないと分かって、心のそこから楽しめました」
帰り道に皆さんとハワイのパンケーキが有名な朝食メニューのお店でお茶しました。
一番人気のフルーツパンケーキは4人でシェアして頂きました!
いい思い出になりました。

来年はこんな企画でアート・セラピーの講座を開催して欲しいというリクエストも頂き、今年とは違うテーマでフェリシモ幸せの学校で講座開催できることを楽しみにしています。

2014年5月29日木曜日

5/25/14 3.第三回アドラー心理学に基づくアート活動ワークショップ


525()第三回アドラー心理学に基づくアート活動ワークショップ@新潟拡大家族の家族布置から自分のライフスタイルを理解するが、かわちクリニックの主催で開催されました。
会場は 新潟市中央図書館研修室でした。


第三回 アドラー心理学に基づく 
アート活動ワークショップ@新潟
 子どものための心療内科 かわちクリニック 


 今年のテーマは「拡大家族の家族布置から自分のライフスタイルを 理解する」です。アート制作活動と、アドラー心理学に基づいて、グループでシェアリングやディスカッションをします。アート作りを楽しみながら、ご自分の 作品を手掛かりにして、自分自身のライフスタイル形成に親戚や実家の家族がもたらした影響を見つけてみませんか?


 たくさんの人が開館を待っていました。
 研修室2で全日の講座開催でした~

整然とした会場で、家族布置(アドラー心理学の専門用語で、英語ではファミリー・公司タレーション)をテーマとした内容の講座を開催。

家庭内での位置(長子、末子、真ん中っ子、単独子)としての特性の話し合いや、ジェノグラムと呼ばれる欧米式の家系図作成など、さまざまなエクササイズを実施。

さまざまなアートワークのエクササイズを体験して頂き、象徴的な自分のイメージを用いて、これからどんな風にありたいかをイメージ化してみました。




 フワフワ粘土を用いたアートワークのエクササイズ
を閉じて、粘土が作って欲しがっているように作っていきます

 集合写真をパチリ!

この講座受講の感想は…

「久しぶりにクレパスを手にして描いてみて新鮮でした。粘土細工も面白かったです」

「自分の家族を見直すよい機会となりました。
今の自分のなりたちが分かったのが収穫でした」

「辛い思い出を客観的に見つめてみると、今の自分の強さを育てる元になっていたと気づきました。
さまざまな体験にそれぞれの意味があったと認識できました」 

皆さん、熱心に受講して下さって講師冥利に尽きました。

駅前の居酒屋さんで打ち上げ~       
来年の新潟の講座では、個人の人間間の境界線:バウンダリーや、コミュニケーションのテーマにしようか、など、既に企画案が。

来年も新潟の皆さんにお目に掛かれることを楽しみにしています。

2014年5月28日水曜日

5/18/14 2.前橋『慢性疾患とセラピーの世界』グメスの会講演会


昨年に引き続き、グメスの会(群馬県メディカル・スタッフの会)の定例会でアート・セラピーの講座を担当させて頂きました。

ご尽力頂いた宇都木敏浩先生と群馬県公社総合ビル会場前でのショットです。

今回の講座は、患者さん、そして、サポートをする方々の心のケアをフォーカスしました。

前半はスライド・プレゼンテーションも含めた座学からスタートしました。
その後アート作りの作業はグループで作成の機会も持ちました。

健康を失った喪失感の悲嘆の作業(グリーフ)は、さまざまなステージを経て、また、行きつ戻りつしながら克服への旅路を辿ります。

そのメカニズムを学んでから、アート作りを通して更なる気づきと学びを深めていきました。

グループで自分の特性を用いてこのグリーフの作業をサポートしていくイメージを作成しました。
作品のグループ発表をしました。
こんな風に作品を貼ったグループは個性派揃いでした
各々描き始めたイメージが統一されていく過程が語られました
宇都木先生の音頭でピースサインで集合写真撮影!
午後の部でもアートワークの作成がありました
コミュニケーションの部分では実際に立ち会上がって相手との心地よい距離感を試してみました。
講座終了後、希望者は『ばら園まつり』鑑賞へ繰り出しました。
イタリアンのお店での懇親会の始まり~

そして、〆は何と言ってもカラオケでした。皆さん、満面の笑み!

お陰様で、講座が好評につき、来年もこちらのグメスの会でアート・セラピーの講座を担当させて頂くことになり嬉しいです。

来年も患者さん、そして、サポーターの心のケアについて更に学びと体験を深められる講座を開催致します。

来年も皆さんにお目に掛かれることを楽しみにしています。

2014年5月17日土曜日

5/17/14 1.前橋『表現のお部屋で自由な時間』中央公民館46スタジオ

私の日本でのアート・セラピーのツアーは、今年で5周年を迎えました!全国各地を回って講演&演習を展開しています。

今年の日本でのアート・セラピー講座ツアーの幕開けは、群馬県前橋市の中央公民館46スタジオでの『表現のお部屋で自由な時間』
 楽器や画材のあるお部屋で、
心のままに表現してみませんか?
ピアノなどの楽器を弾いたり、お絵かきしたり、
踊ったり、詩を書いたり・・・
気ままに自由な時間を楽しめる空間です。

アート・セラピスト、音楽療法士もここで一緒に
時間を過ごします。
即興でどんな表現が飛び出すのか楽しみです。
お子様さま連れも大歓!
 
  
 会場はウッド・フロアーで、ピアノがありました。
ウォーミング・アップのエクササイズは殴り描きでした。
思い思いに利き手ではない手で線を描いて、何かを見つけるのです。 

その後、人数分のコマ割りをした紙にまわし描きしていくアート・エクササイズを体験して頂きました。
 音楽療法士の石田美穂さんによる即興の時間。
各自、好きな打楽器を手にして演奏する楽しさを味わいました。
今日、体験した音を出す楽しみ。周りとのハーモニーの感覚をグループ画として描いてみました。

このセッションへの皆さんの声を聴いてみると、

「音を視覚イメージにするのってどんな感じなのか興味津々でした。こんな感じに仕上がりました」

「他の人のアート表現に影響を受け、自分もその表現に応えるように描いている部分がありました」
 
来年も前橋でこのような集いができたら嬉しいです。

2014年5月11日日曜日

5/8/14 【アート・セラピー・グループのお別れ】

The Mandella Projectは私の住んでいる町のユース:8-12歳、13-17歳のための放課後のアクティビティーのプログラムなどを運営しています。

私が担当しているのは毎木曜日の放課後のArt Explosion:芸術は爆発!のクラス。対象年齢は8-12歳の女子。

このプロジェクトは、まず5年間資金が出るということでスタート。 
そして、2014年になって契約更新に至らず、閉鎖することに。

5年間、毎週アート作りをプランして、材料を集めて、 8-12歳の女児にアート・セラピーのグループを開催。

最初はクラフト教室だったけれど、参加している女児たちが問題を抱えていることが分かってきて、セラピーのグループに変更できて本当によかったです。


布を持っていくと、 ハサミで切ったり手縫いして、自分のドレスを作っちゃいました。
仮装のコスチュームはみんなのお気に入りの遊びでした。
魔女やモデルが人気の役割。
私が掛けているのは、クリスマス・ツリーのカバーだった…
「ケーキを食べる時は、フォークなし。こうやってかぶりつくとおいしい!」
 自分の仮面を作るのは、とっても楽しい~
デコレーションした仮面と私が折った長かぶとで変身!
グループ最後の日は、兼ねてからのリクエストだった公園へ遠足を果たしました。
大きなドリンクを抱えて講演で遊んで楽しかったね!
透明のケースにみんなで写った写真を入れて、各自がユニークな宝箱に変身させました。楽しかったグループ活動の思い出となることでしょう。

一期一会は人の世の常ですが、節目にちゃんとお別れすることは大切なこと。

名残惜しいけど残念だけど、「ありがとう!」と言ってお別れだね。




2014年5月10日土曜日

5/9/14 【学校でのセラピー終了】

2008年からカナダ、BC州のシュスワァップ地域の学区域で、アート・セラピーの臨床をしています。

最初はアート・セラピーのグループを依頼されて幾つか実行しました。ところが、やってみたら個人セッションの方が生徒にとって効果があると、私も、そして、学校側も結論付けて個人セッション専門に受け持つことになりました。

問題行動のある生徒の通う『代替教育プログラム』は、この学区域内に3校5プログラムあります。

このプログラムは少人数制で1クラス8名まで。
先生と補助の先生の二人の大人が担当しています。

それでも問題行動のある生徒は手に余る場合が多く、先生は本当に大変そうです。


毎週、全てのプログラムに出向いて生徒と一対一でアート・セラピーをしています。


私の心理療法は9月下旬から5月上旬に行われるので、先週の代替教育プログラムのジョイント・コンサートを機に今年度の仕事納めをしてきました。

 シニアのクラスから寄せ書きのカードとお花を頂きました
 ひとりずつ一言書いて、サインしてありました
 ジュニアのクラスは変顔の写真も撮りました
 一人一人お絵かきをしてカードを作ってくれました

発達障がいのある生徒たちにとって、このカード作りが、どれだけの努力の賜物なのかが分かるだけに嬉しかったです
別のプログラムの シニアの生徒たちは、だいぶ大人っぽくなった子もいました
 クラス写真を撮るだけで大騒ぎに。野生化している生徒たち(笑)

来年度、同プログラムで、また私とのアート・セラピーのセッションを続行する生徒もいれば、一般校や、別のプログラムに移る子もいます。

 一期一会を感じながら、今年度の仕事に幕が下りました。
来年度はどんな生徒に出会えるのか楽しみです。