2013年8月23日金曜日

5/21/13 4.授業でアート・セラピー 石川県いしかわ特別支援学校

遅ればせながら、2013年5~7月に行われた日本でのアート・セラピーの活動を綴っていきます
5/21 (火)午後の美術の授業でアート・セラピーの実践
石川県いしかわ特別支援学校 
平成20年4月に開校したこの石川県いしかわ特別支援学校は肢体不自由教育部門137名、知的障害教育部門205名、計342名の児童生徒が在籍しています。
学校の吹き抜けのエントランスホールには、ペットボトルの蓋で制作した 
予防接種の大切さを象徴したイメージが展示されていました。 
授業の前に感覚学習室を見学させて頂きました。 
 


視聴覚、体感を刺激する装置が設えてあります。

昨年は同じクラスで水溶性絵の具を手に付けて
お絵かきを興じました。
今年はさまざまな触感を刺激するマテリアルを集めて
それぞれの生徒さんに試してみました。
ウィッグに反応して注視して興味を持った様子の生徒さん
ウィッグをかぶってみたら、いつになくご機嫌になりました。
 
さまざまな触感を試した後にお絵かきや粘土細工を予定していたのですが、
生徒さんは美術の時間全てを使って体感を楽しんでいました。
 
去年のアート・セラピーも見学にいらっしゃった親御さんのお言葉
 
「目や身体の動きなどから、触感を刺激するマテリアルに興味を持っていることが
よく分かりました。 さまざまな触感を試していると、悪くなりかけた機嫌が直ったり、
たくさんの発見がありました」
 
2010年からアート・セラピーの実践をさせて頂いているこの学校。
私のアート・セラピーを楽しみにしている生徒さんもいます。
また、来年も訪問してアート・セラピーができたら嬉しいです。 

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