2012年3月16日金曜日

3/10 CEA養成コースでのアート・セラピー

3月10日に私がアート・セラピーを担当しているこの地域の学区域主催の
CEA(Certified Education Assistant)トレーニング:
学校のクラスで学習に困難がある生徒を支援する役割の養成コース
を教えてきました。


2009年に3時間枠で始めた私のアート・セラピーのコース。
受講生より「もっとじっくりと学びたい」という要望があり、
翌年から全日(6時間)コースに延長されました。

会場のオカナガン・カレッジはオカナガン地区に幾つかキャンパスを持つ教育機関で、
高校を卒業した生徒が大学編入のための単位を取得する目的で通う本科と、
資格取得や趣味のための生涯学習コースに分かれています。

今回は後者のCEA(Certified Education Assistant)養成10ヶ月コースの一環としての
アート・セラピーの講座としてコースを教えました。

参加者23名は20代から50代とさまざまな年代の女性でしたが、黒一点で男性も受講していました。

 この服装は前日のリハーサルの時のもの。当日はスーツで臨みました。
コースのタイトルは『アート・セラピー:どんなもので、どのように生徒に効くのか?』というもの。

出席を取る時に名前と今日のコースに期待することを尋ねると、

「アート・セラピーって何?聞いたこともなかった。何が知りたいかも分からない」
という受講生がほとんどでした。

最初の1時間半はグループ・ワーク。
順番に出される8問の質問に対してグループ討議をして発表するといいうもの。
アート・セラピーの基本理念やどのように用いられるかの知識を学びます。

休憩の後は生徒のアート・ワークのスライド・プレゼンテーション。
実際にどのような形でアートが生徒との関係に介入されているかを見てもらいました。

とても感受性の豊かな受講生が多いようで、それぞれの生徒のアートに
感嘆、また、さまざまな感想が寄せられました。
私としては手間隙掛けて準備した写真をじっくりと観賞してもらえて、講師冥利に尽きました。
グループ・ワークでは時に静寂に、時に賑やかにアート作りが行われました。

「ねえ、どんな絵を描いたの?」
お隣の人の作品を鑑賞するひと時も楽しそう。

ランチの後は実際にどのような方法でアートを生徒との関わりで用いていくかの演習。

二人で一枚の紙に作業する課題。
それぞれのペアが好きなように課題に取り組みました。

 一人で絵を描く方が好きな人、一緒に描くのが楽しい人、それぞれでした。
どちらでもいいんです。
今日のこの試みで自分はどんな行動が好みか分かることに意味があります。

受講生は幾つかのアート・エクササイズをしてみて、
どのような方法でアートを生徒との関わっていくか段々と勘が掴めてきた様子。

受講生から寄せられたたくさんの質問と、それに対しての私のアート・セラピストとしての
体験談を交えた応え。
皆さんの熱心に聴き入る様子に私も熱弁を奮っていました。

最後に応えてもらったコースのアンケートは全て素晴らしいものでした。

「アート・セラピーって何だか知らないで来たら、とても有効的で自分たちにも
幾つかのテクニックが使えると分かってよかったです。
実際に生徒とアートを介して触れ合えることにワクワクしています」

「この学区域にアート・セラピストを配置しているのは素晴らしいことですね。
私たちは個人的に生徒と接する機会を持っていくので、
よりより関係作りにアート作りを介在させていきたいです」

これらを読んだ時、アート・セラピーを教える機会を与えられてよかったと実感しました。

初めて撮ったクラスの集合写真

全ての受講生が来年度からそれぞれの学校で生徒と関わる重要な役割に就けますように。

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